岐阜県高山市の中心部、観光名所として名高い「宮川朝市通り」沿いに位置する「右衛門横町（うえもんよこちょう）」は、飛騨高山の魅力が詰まった複合型観光スポットです。明治17年創業の田邊酒造の跡地を活用した町家建築の空間に、土産店からグルメまで8つの専門店が並び、観光客に人気の立ち寄りスポットとなっています。
目次
酒造の歴史を引き継ぐ町家建築
右衛門横町は、かつて酒造場として地域の暮らしを支えた「田邊酒造」の跡地に建てられました。町家建築の風情ある佇まいは、歩いているだけでタイムスリップしたような感覚を味わえます。観光地化が進む中でも、昔ながらの飛騨高山の空気を残す貴重な場所として、多くの観光客が訪れます。
約330坪の敷地に広がる8つの専門店
右衛門横町の特徴は、広大な敷地に集まった個性あふれる8店舗。観光にぴったりのお土産や、ここでしか味わえないグルメが楽しめます。
■ お土産におすすめの6店舗
- きっちん遊膳：職人技が光る飛騨の箸専門店。使い心地とデザインにこだわった逸品が並びます。
- 豆吉本舗：種類豊富な豆菓子専門店。おしゃれなパッケージはお土産にも人気。
- 貴くら：飛騨の伝統を感じる漬物・味噌の専門店。郷土の味を自宅でも楽しめます。
- こくわ：飛騨高山の伝統工芸「春慶塗（しゅんけいぬり）」の美しい器や雑貨を販売。
- 飛騨高山牧場：飛騨牛の加工品を扱う専門店。ハムやソーセージは要チェック。
- 右衛門：飛騨の民芸品や限定グッズを揃える総合土産店。定番も珍品も揃います。
■ 食べ歩きにぴったりな2店舗
- 蒸篭屋清水：熱々の飛騨牛まんを提供する専門店。肉の旨みと皮のもっちり感が絶品。
- 牛○家：飛騨牛串やコロッケが味わえるテイクアウト専門店。散策しながら食べ歩きに最適です。
観光ルートに組み込みやすい立地
右衛門横町は、高山の有名な観光ルートである宮川朝市通りに面しており、朝市での買い物や散策の後に立ち寄るのにぴったり。徒歩圏内には古い町並みや高山陣屋もあり、周遊プランに組み込みやすいのも魅力です。雨の日でも屋内で買い物が楽しめるため、天候を問わず訪れやすい点も観光客に支持されています。
飛騨高山の“今と昔”を感じる場所
右衛門横町は、飛騨の伝統と現代的なおもてなしが融合した空間です。古き良き町家を活かした建物で、地元の魅力が詰まった商品やグルメに出会える場所。飛騨高山を訪れた際には、ぜひ足を運んでその雰囲気を体感してください。
詳細は公式サイト（http://ueyoko.skyworld.co.jp/）でも確認できます。