日帰りで楽しむ飛騨高山の定番モデルコース

1.観光スポット

歴史と文化、自然の美しさが調和する飛騨高山。日帰りでもその魅力を存分に体験できる観光スポットが集まっており、効率よく巡ることで満足度の高い旅が可能です。今回は、初めて高山を訪れる方に向けた、定番でありながら外さない日帰りモデルコースをご紹介します。

9:00 JR高山駅に到着｜旅のスタート

名古屋から特急ひだ号で約2時間半。高山駅に到着後は、観光案内所で地図やパンフレットを入手して旅の準備を整えましょう。荷物がある場合は駅構内のロッカーに預けると便利です。

駅から徒歩10分ほどの「宮川朝市」では、新鮮な地元野菜や手作りのお土産、飛騨の名産品が並びます。地元の方との交流を楽しみながら、朝の活気ある雰囲気を味わってください。

江戸時代の代官所として使用されていた「高山陣屋」は、日本で唯一現存する陣屋建築です。内部の資料展示や庭園も見応えがあり、歴史好きにはたまらないスポットです。

飛騨高山といえば「飛騨牛」。駅周辺や古い町並みにあるレストランでは、飛騨牛の握りやすき焼き、ステーキなどさまざまな料理を楽しめます。「味の与平」や「キッチン飛騨」などが人気です。

「三町伝統的建造物群保存地区」は、江戸時代の町並みが今も残る風情あるエリア。酒蔵や工芸品店、カフェなどが軒を連ね、歩くだけで歴史と文化を感じられます。

時間に余裕があれば、「飛騨の里」で合掌造りの古民家を見学するのもおすすめ。市街地からバスで10分ほどでアクセス可能です。時間が限られている場合は、高山市内にある「飛騨国分寺」へ。三重塔と大イチョウが見どころの静かなパワースポットです。

高山の地酒やさるぼぼ、飛騨民芸品など、高山らしいお土産を駅周辺で購入しましょう。17時前後には駅に戻り、帰路につきます。

短い時間でも、飛騨高山の魅力をぎゅっと詰め込んだ日帰りモデルコース。伝統とグルメ、癒しの自然を1日で体験できるこのルートは、忙しい方にもぴったりです。次の休みにぜひ、高山へ足を運んでみてはいかがでしょうか。